Google Map Street View日本版はじまった!

http://maps.google.co.jp/
日本で始まるのはまだまだ先だと思ってた。
しかもカバー率すごい・・!

なお、StreetViewはGoogle Earthでも見ることが出来ます。

こちらは地図上に球体が表示されて、その中に入る形で見回すようになっていて面白いですね。


顔とかちょくちょくぼかしかかっているような感じですね。
写真とデータベースの構築はほぼ自動なんだろうけど、ぼかしはなんか手動っぽいような?

追記:自動のようです。さすが

Google、プライバシー対策で「ストリートビュー」にぼかし - Technobahn
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200805141455

コンテンツやサービスの将来のあり方に関する個人的な雑感

「共通価値」の新しいステップへ

多くの人は車を購入するけど、そのほとんどの人が真に求めているのは車そのものではなく、移動手段としての車だということ。


お金という仕組みを作る前の人間は、自分の必要なものと相手の必要なものの物々交換とかでやりとりしていたらしい。
相手へ何かを奉仕することで、自分にない物を得る。
これは人間が社会を形成する上で基本になる仕組みだと思う。
コミュニケーションや人間関係の形成にも言えることだ。


生きるために必要最低限なモノだけを得るなら物々交換だけでもやっていけるかもしれないけど、文化が形成されていくうちにあらゆるサービスが生まれていき経済が成り立った。
そこでお金という共通価値が発明されて、物を買ったりサービスを受けらるようになる。


それから人の生活はどんどん複雑化していって、やがて銀行というシステムが出来、信用と取引から成り立つ「負債としてのお金」をやりくりして生活する時代になった。さらにそのほとんどは通信を通じてデータでやり取りされる。


人類の発展の中で、そろそろ次のステップに進むことができる時期なんじゃないかな。
物質的なお金という存在はますます薄れていく中で、「その人の価値」に直結した新しい共通価値が生まれるべきだと思う。
(或いは、そういう価値を管理しお金を分配できるシステムが)


「その人の価値」とは何だろう?

ひとりひとりの価値ってなんだろう?と考えてみる。
人の価値というのは他人がいなければ存在しえない、他人から評価されてはじめて生まれるものだ。


つまり他人や、もっと広く、社会への貢献度によって得られるものじゃないかなーと。


例えば、インターネットで見かける「他人を評価するシステム」にはものすごく強い将来性を感じる。
いわゆるカルマっていうのかな、その人の行動が、多くの人が望むことならばそれは社会への貢献度が高いと言える。


そうして得た評価は、その人の新しい行動に使われて循環する。
あらゆる"経験"を得ることに関する対価を支払うと良いんじゃないかな。

例えば、音楽を聴くということに関して

例えば音楽を聴くために、そのコンテンツを購入する理由は「曲の歌詞や音楽性が好きだから」もしくは「アーティストを応援したい・アイデンティティとして」などであって、曲というコンテンツを所有すること自体は、それほど価値がない。
(物理的なメディアとしての曲ではなく、音楽そのものを言ってるので、コレクションとしての価値はまた別)


CDやテープが出来る前は、奏者がいなければ曲を聴くことが出来なかった。
つまり、ある人の曲を聴くためにはどこかへ行かなければならないし、奏者を呼ぶしかない。
曲を聴くたびに、それなりの対価の支払いが必要だった。
ところが録音再生機器が出来ることで曲を聴く手段を手近に置くことが出来た。
そこでは奏者に対する支払いを、「コンテンツの購入」によって一括で支払っていたのだけど、システム的にそうするしかなかったから「コンテンツの料金」として一括で払っているだけで、これは公平ではない。
1回だけ聴く人も、100回聴く人も対価の支払いが同じって、どうなんだろう。


情報化が発達した今(そしてこの先)こそ、お金という共通価値が成り立ったころを見直して、消費者が真に求めているものを提供するということを考えてみる。
そうするとやはり細かな行動(経験)に対して対価を支払う、というようなシステムがいいんじゃないかなー。
とにかくコンテンツそのものに価値があるなんて幻想は捨てるべき。コンテンツを守るためにお金は必要だけど、順序が逆になってしまってはだめだ。

そんなわけで・・・

だいぶ話がそれてしまった。。
そんなわけで、一人一人の細かな行動(経験)に対して対価を支払うというシステムがあれば、みんなが幸せになるんじゃないかなと思う。


他にも、ボランティアだって全くの無償でやるのはちょっとおかしい。ボランティアに参加した人は何らかの形でやはり評価されるべきでしょう。人の性は悪だ。


そうやってひとりひとりに目が向けられるようになれば各々は積極的な行動に出るようになるし、善の連鎖が起こり、もっては社会全体の発達を助けるだろう。


だらだらと大風呂敷を広げたわけだけど・・・

国際的規模で新しいシステムを今すぐ作るべき!とか言いたいわけではない。
何者でもない若者の夢物語に過ぎないしね。

・・・

でも、近年のシステムと技術の発達でこれに近い考え方を少しずつ個々のサービスに取り入れていけるんじゃないかなあと思ってる。例えばコンピュータ。

人は物としてのコンピュータを求めているんじゃなくて、その処理能力やストレージなんかを求めているんだから、それをいかに効率的に供給するかと考えてみる。
ソフトウェアやOSとネットワークが発達すればユーザーインターフェイス以外のほとんどをサーバーサイドに置くことが出来る。
そうすれば、処理能力やストレージを提供するプロバイダは各々に合わせたサービスを柔軟に提供することが出来る。


大量にストレージが欲しいなら、追加購入を申請するだけで増やせるし、ソフトを使いたいならインストールをせずに使いたい期間だけ購入することが出来る。
処理能力が欲しいなら、一時的にスーパーコンピュータ並の処理能力をも扱える。
といったように。


・・・


何でこんなことを書いたかって、ニコニコ動画でMAD動画が削除されているという話がこの思考に拍車を掛けた。
購入済み、もしくは正規の方法で視聴済みの映像を元に作られたMADなら視聴可能というシステムってとても理にかなってると思うんだよね。


MADの成り立ちを見ても、テープを切り貼りしたモノを仲間内で見せ合ってたらしいけど
そこにいる仲間はもちろん全員元ソースを知っているだろうし、熟知しているような熱狂的なファンしかいなかっただろうと思う。


番組を見るのはもちろん何らかの対価が必要。そして一度視聴しているなら、
それを編集したものを見てもいいし、作ってみてもいいという感じ。
二次創作者は、それによって何らかの対価を得る。


だって、タダで色んなことが出来すぎる今のインターネットってちょっとおかしい。
今のインターネットは広告事業で成り立っているようだけど、それって今の社会のシステムのスキをついてるに過ぎないと思っていて、健全とはやはり思えない。

微量のお金を支払うことにハードルが高すぎるから、無料と10円には大きな壁がある。
この壁を破るには何らかの新しい仕組みが必要だなと考えて、思いついたのがこの新たな通貨としての評価システムといったところかなあ。


何をするにも対価がいるって、まるでオンラインゲームの世界みたいだけど、それは、ゲーム内の世界を完璧に管理できるシステムが構築可能だからできることであって、
高度な技術によって現実社会でも管理が行き届くようになれば、オンラインゲームの世界みたいになっていくんじゃないかな。
単純な投げ銭をシステム化するだけじゃ成り立たない、評価と時間を対価に、それらを自動的かつ合理的に分配しなければいけない。


問題は、あらゆる行動に消費が伴うことで結果的に文化が衰退しかねないということだ。
まだまだこの先考える余地はありそう。


我ながらめちゃめちゃな文章書いてるなあとは思うけど、実際頭の中でもうまくまとまってないので。
50年先にでも読み返してニヤニヤしたいですね。つっこみとかもらえると嬉しいです。

P2P地震情報というソフトを使ってみた

先日、ちょっと大きめの地震があったので地震に関する記事を巡っていると「P2P地震情報」というソフトがあることを知る。
というわけで早速試してみた。


P2P地震情報 - 地震情報を自動でチェック
http://www11.plala.or.jp/taknet/p2pquake/

P2P地震情報とは
気象庁 地震情報・津波予報のチェック
地震情報・津波予報を自動的に地図表示。効果音も鳴ります。
P2P技術により、気象庁サーバへ負担を掛けることなく配信。
地震感知情報」 - 利用者の"揺れた"を知る・伝える
・地図でリアルタイム表示。地震速報よりも早く、地震の規模や範囲を確認。
地震に関する情報の共有、情報と連動したシステムの構築

起動するとタスクトレイに常駐し、自動的にユーザーとのP2P接続を開始します。


P2P地震情報を起動しているユーザーが地震を感知すると、「感知情報」を自由に発信することが出来ます。
そして、一定数のユーザーが感知情報を発信すると以下のような「地震感知情報」が音と共に表示されます。(音やウィンドウの挙動は設定出来ます)

感知数はリアルタイムでバーっと増えていくため、どの辺で地震が起きていてそろそろここまで来るな、というのを知ることが出来ます。
今のところ感知情報の誤動作はなく、地震が来る10秒〜20秒くらい前に表示されます。


正式に地震が発表されると地震速報が表示されます。だいたい1分後くらいでしょうか。


その後さらに詳細な情報が発表されると、速報が更新され詳しい地震情報に書き換わります。



なお、ピア分布図を見ることが出来るのですが、まだまだユーザーは1500〜2500程で都市部では有用なソフトですがそれ以外の地区ではユーザーが存在しない場所もありこれからの広まりに期待したいところです。

Google Readerがバージョンアップしてるっぽい

普段から英語バージョンで使っているんだけど、昨日の夜見た時から共有の項目にNotesというものが増えていた。
日本語で確認してみたところまだ実装されていないようだった。

どうやらTumblrのように任意のページから文章引用してクリップ、Webに公開or登録してある友人と共有 ができる。
また、任意のWebページ以外に自由な書き込みも共有できるみたい。

共有ページにはGoogle Profileが表示され、GoogleSNS化がじわじわ始まっているような印象を覚えました


それはそうと、ReaderのStar機能は、Google Bookmarkと連動するといいのにね。
そして今回のNotesもGoogle Notebookと連動すればなお良いと思う。

いま、AR(拡張現実感)技術がアツい!

このダイアリーはPCなんかで起きたトラブルなんかをメモるつもりの日記だったんだけど、どうにも感動してしまったので記事にしてしまおう。


子供の頃にプログラマに憧れた時期もありましたが、グラフィックスが面白くていつのまにか道を外れてしまった僕ですが、改めて考えるとプログラマというのは本当に凄いなあと。

そんなプログラマの中でいま最も憧れるのが、現実世界の映像とデータの世界をリンクさせてしまうプログラムを作り出す人々。
世界最先端のCG技術と論文などが発表されるSIGGRAPHなんかでは毎年ワクワクしながら待っています。


去年のSIGGRAPHでもたくさんの目を見張るグラフィック技術が発表されましたが、今回はそれとは別です。
07年11月に奈良で開かれたISMAR2007というイベントで発表されたもののようです。




どんな技術かと言いますと、AR(Augmented Reality:拡張現実感/強化現実感)というもの。
バーチャルリアリティ(VR)、なんてて言う言葉はSFモノなんかでもよく耳にしますし、知ってる方は多いと思いますが、ARと聞くとピンと来ない方が多いと思います。


かくいうARもバーチャルリアリティのひとつです。
「拡張現実感」という名からも伝わるかもしれませんが、現実世界に情報の付加を与えるということです。


例えばカメラに映った映像に現実には見えないキャラクターを置いてみたり。
こればっかりは映像を見て貰えれば分かりやすいかと思います。
【ニコニコ動画】ARToolKitで初音ミク(その5):影をつけてみるテスト


要するに「電脳コイル」に出てくる電脳メガネみたいなものです(分からない方、すみません)
メガネのようなウェアラブルコンピュータと一緒に使えば部屋でペットを飼えないような家でも飼うことが出来たり。
博物館の展示品に動画や立体映像などの追加情報を付加したり、ゲームに応用したりといろいろ考えられますね。


ここから少し技術的な話になりますが、今までARには”目印”が必要でした。
上に貼ったニコニコ動画で言うならば、台座が目印になって、それを元に空間認識をしていますね。
実はこれはすでにゲームなんかにも応用されていて、PS3用ソフトのアイ・オブ・ジャッジメントなんかがそうです。


当然ながら、目印となる台座がカメラから外れてしまえば空間認識はできません。
当たり前ですよね。


しかし、その常識を打ち破ってしまった。衝撃でした。


ラッキング(追尾)から空間認識までの時間、ほんの1秒!
カメラが動けば自動的に次の追尾点を探し出して認識を続行します。


つまり、今まで必要だった認識のための"目印"が必要なくなるのです。
カメラと物体の距離を計算することも可能です。


また、こちらの動画では追尾点を立体の点として描画する映像が見られます

動画の中盤 01:17からの映像ですが、これが地味にスゴイ。

はじめに正面の人物をトラッキングして基準となる平面を作成、
人が動いている部屋をぐるっと一周してきますが、最初にいた人物のところに作った基準平面がズレていない!なんという精度だ!


えっ、処理にスーパーコンピュータが必要なんじゃないかって?
いやいや、これノートパソコン上でリアルタイムで動いているそうですよ。



※余談その1

眼に入れても痛くない(らしい)コンタクトレンズ型ディスプレイ
昨今はコンピュータのモバイル化が進み、ようやくウェアラブルコンピュータとも言えるようなものが見えてきて課題の一つとなっているディスプレイですが、こちらも衝撃の技術。
これほどAR技術と相性のいい技術もそうそうないのではと思います。


※余談その2

Australian Centre for Visual Technologies | VideoTrace: Rapid interactive scene modelling from video
こちらはSIGGRAPHで発表された、空間認識を応用した革命的な3Dモデリングの技術です。
映像を元にリアルな3Dモデルを作り出して、物体を容易にコピーしたり変化をさせたりしています。
ARとの応用例としては、リアルタイムに空間をいじれるといったところでしょうか。


※余談その3
非リアルタイムな3Dトラッキングソフトウェアというものは既に製品化・実用化されています。
映画では常用されており、日本のCM等でも実写との合成をよく見かけるようになりましたね。
どんなソフトが使われているのかというと、例えばこれ、boujou


プロユースに完全に耐えうるソフトで、素晴らしいソフトです。価格は210万円もします。(もちろん安価な3Dトラッキングソフトもあります)
使用したことがありますがトラッキングの計算速度は非常に低く、空間を作成していくには手動での操作が多く必要になります。
そんな3Dトラッキングをリアルタイム処理で、なおかつこの精度で実現してしまったというのは、それだけ今回発表された技術が凄いことなのです。




ARは本当に未来を感じさせてくれる技術だと思います。
これからの発展に目が離せないです。

Internet Explorer 7 使用中に「ピッ」という音が鳴る

Windows Vista + Internet Explorer 7という環境になってから、ページを表示したときに「ピッ」という小さな音が鳴るのが気になっていて
ポップアップブロックなどのように特に表示もないので無視していたのですが、調べてみるとどうやらフィードを発見したときの音みたいです。

この設定を変えたいときは、
コントロールパネルサウンドサウンド」タブを表示して、
エクスプローラ」という項目の中にある「フィードの発見」というものがある。
Windows Feed Discovered.wavというファイルが指定されているので、音が煩わしい場合はなしに設定するといいのではないかと思います。

AppleMobileDeviceService.exeの役割・停止する方法

<追記>
1月19日現在最新版のiTunes7.6ではコントロールパネルの「プログラムと機能(XPならプログラムの追加と削除)」にAppleMobileDeviceSupportの項目があり、ここからアンインストールすれば起動しなくなります。
ただしiPhone(おそらくiPod touchも)を使用する場合は消さない方がいいと思われます。

<追記ここまで>




海の向こうではiPhoneが発売されました。
iPhoneは今までにないほどAppleが力を入れて送り出すモバイルデバイスで、使用する為にはアクティベーションが必要になります。

そのアクティベーションや、パソコンとメディアや情報の同期などをしてくれるのがiTunesになります。
iTunesは本来楽曲の再生・管理と同期を目的としたソフトですが、iPhoneの登場によってより広域な情報管理ソフトウェアとしての役割を担うことになったのでしょう。

そこでiPhone管理用のサービスがプロセスとして追加されたのです。
それが「AppleMobileDeviceService」です。


iPhoneを使わないなら今のところ不要なサービスなので停止したいと思います。
停止方法は「コントロールパネル→管理ツール→サービス」からサービスのリストを表示、リストからAppleMobileDeviceServiceを探してダブルクリックでプロパティを表示。

サービスの状態を「停止」にして
スタートアップの種類を「手動」に変えます。

これでプロセスは起動しなくなります。